子供がいらいらしている時。そんな時もありますよね。
それでもって、こっちもつられて怒っちゃう。
THE 悪循環!!
そんな悪循環を断ち切るために、ぜひこの絵本たちを活用してください!
おこりたくなったら やってみて!

作:オーレリー・シアン・ショウ・シーヌ
訳: 垣内 磯子
主人公はユニコーンの子 ガストン。
ユニコーン!
あんまり日本の絵本では馴染みがないですよね。
なぜなら、これはおフランス発の絵本なんです。
おフランスって、
子どもを親が管理するのではなく、
「小さな大人」として意識して、育てるんですって!
なので、自立が超重要視されてるんですねぇ。
この本も、自立していく上で、必ず必要になってくる感情コントロールを
小さい頃から学んでいくための本なんですねぇ。
さて、本題ですが、
このガストン、たてがみの色が気分によって変わるんです。←わかりやすっ!!
・何もかもうまくいっているときはレインボー!
・怒っているときは赤!
等々、色が変わります。
それでもって、すごく腹が立つと、
頭の中にかみなり雲がモクモク発生するんですねぇ。
そんな時は呼吸法で真っ黒な雲を追い出す!!
そのやり方が絵本には詳しく書いてあります。
ただの深呼吸というわけではなく、少し特殊です。笑
私はそれを子供がやっている姿がツボです。
必死な姿が、ほんときゃわわ。
この絵本はすぐ取り出せるところにあると、効果抜群です!
子供がいらいらし始めたら、
「ほら!ガストン!」と誘導します。
せっせと呼吸し始めたら、こっちのもんです。
いらいらとさようなら~
いらいら ばいばい

作・絵: つむぱぱ
監修: 一般社団法人日本アンガーマネジメント協会
つむぱぱさんは
ほんわかイラストの絵日記を描かれる人気インスタグラマーさんです。
この絵本も、絵のテイストがやわらかくて、表情豊かで、とっても読みやすいです。
主人公はかいじゅうの子。
そしてかいじゅう界で一番強くて、いつも怒っているのが、フンガー。
この子もときどきフンガーみたいになっちゃう。
どうすれば、いらいらは収まるのかな?
この絵本では5つの方法を教えてくれます。
そして、この本の最大ポイントは
ただただ怒ることを頭ごなしに悪いと決めつけないところ。
怒ることは頑張るパワーにもなる。
怒ることは誰かを守ることもできる。
怒る気持ちは心に生まれる自然な気持ち。
そりゃぁ毎日日々を過ごしていれば、怒れることもいっぱいあるよね!!!!
そんな自分を認めてあげよう!!
そんな感情をやり過ごすことができれば、ALLオッケー!
大事なことに気づかせてくれる1冊です。
ムカムカ ドッカーン!

作: ミレイユ・ダランセ
解説: 安藤 俊介
訳: ふしみ みさを
主人公はロベール君。
一日いやーなことばかりで、ムカムカしているロベール君。
そのムカムカが抑えきれず、なんと口から赤い怪物を吐き出します。
これはいったいどういうことかというと、
怒りの感情を視覚化したんです!
そして、その赤い怪物とロベール君は少しずつ向き合い、
最終的には怪物をそっと小さい箱にしまい、怒りをおさめます。
怒りって目に見えないからやっかいですよねぇ。
だからずーっとモヤモヤするんですよねぇ。
私はよく書き殴りをしています。
えぇ、それはもうけちょんけちょんに。人様には見せれぬひどい内容です。
それをくっしゃくしゃに丸めて、ゴミ箱へぽーい!です。
箱にしまったり、ゴミ箱はぽーい!したり、
みんなはどうやって怒りの感情をコントロールしていく!?
怒りの感情との付き合い方にヒントをくれる1冊です。